【競馬予想】中山記念

 

書く時間がなかった為、馬場見解は飛ばします。

 

中山11R 中山記念

◎ソーヴァリアント

☆ヒシイグアス

△イルーシヴパンサー

△ショウナンマグマ

△ラーグルフ

 

6.ソーヴァリアント

カフェイン検出で失格、ボルト固定手術、心房細動などアクシデントに見舞われながらも今年はいよいよこの中山記念で弾みをつけて次走大阪杯で初タイトルを狙う。

チャレンジCを連覇したが特に昨年のレース内容が強くて、ハイペースを3,4角で押し上げていき直線半ばで先頭に立ち押し切る内容。最後にソラを使った分だけ、手応え以上に突き放せなかったが、これまでスローの上がり勝負、スローロンスパしか経験していなかったを考えると成長感じさせるレースだった。

折り合いも問題なく、流れても脚を削がれないタイプなので、中山で特に積極的にポジションを取る武史騎手への乗り替わりも良さそう。

11.ヒシイグアス

能力的には本命にしてもいいんだけど、仕上がりの面でやや不安。

昨年宝塚記念で2着に好走したが、猛暑でのレースにより帰厩してから熱中症になり、生死を彷徨う程のダメージを受けたらしく、立ち上げに時間を要し、今回8ヶ月ぶりの出走となる。

追い切りも絶好時よりかは間違いなく落ちているし、次走の大阪杯orドバイor香港への叩きなのは間違いないので、状態面は注目しなければいけないかな。

宝塚はハイペース、大阪杯は調整不安で行き脚が付かず中団となったが、基本的に好位の後ろぐらいで進めて持続力勝負で活躍しているので開幕週の中山の舞台は問題ない。

3.イルーシヴパンサー

マイルで後方で溜めて末脚でズドンというタイプだったが、前走の京都金杯(中京)は流れた中でも中団内から馬群を捌いてきた。これまでとは異なる運び方でも終いに脚を使えたのは大きな収穫だったので、小回り中山という理由だけで消したくはない。

9.ショウナンマグマ

前走は時計の速い東京で大きく崩れたが、2走前のディセンバーSは時計の掛かる週でハイペースを2番手から押し切る内容が見事だった。

ミルコ騎手も「ずっと手応えが良かった」と話しているので、速い流れが向いた可能性が高い。展開的にトーラスジェミニがドーブネやソーヴァリアントを外からカットしつつ切り込んでハナを取りそうな前半なので、ペースもしっかり流れる見込み。先行勢ならハイペース対応力を見据えてこの馬を拾いたいかな。

12.スタニングローズ

初の古馬牡馬混合戦なので過剰な評価はできないし、外枠なのがちょっと不安。

前走エリ女は秋3戦目で馬場もズタボロだったので度外視するにしても、負け過ぎたのは否めない。秋華賞でロスの大きかったナミュールとの差や、紫苑Sで下したサウンドビバーチェらのその後の活躍を見る感じだと、今のところ大きな信頼はできないかな。

小回りの上手さと展開面で買い目には入れたい程度。

13.ラーグルフ

前走は休み明けで仕上がり不安だったと陣営も話していながらも、しっかり勝った辺りは能力がある。そこからの上積みは間違いないだろうし、外枠でロスはありそうだが、人気も落ちるなら紐で拾いたい。

1.ダノンザキッド

これまで何回か予想記事で書いているが、大トビなのでコーナリングで窮屈になる中山は合わない。近走で好走しているマイルCS香港カップもコーナーでは我慢して動かず、直線での加速で差を詰めてきているので、同じことを直線の短い中山では再現できないので苦しいかなと。東京かドバイが適正舞台。

5.シュネルマイスター

昨年安田記念は包まれて捌き遅れながらも2着に食い込んだが、秋に入って一気にパフォーマンスが落ちたかなと。

マイルCSはエアロロノアにフタされつつもゴール前の伸びもそこそこだったし、香港マイルは出負けして後方内で何もできず9着。淡々と流れて中緩みで取り付けなかったのが痛かったが、ゴール前の減速時点でも伸びがさっぱりだったので、これまでのシュネルマイスターと同じ能力にはないのかなと。

適性的には直線で速い脚を発揮するタイプなので、中山替わり自体もマイナス。今後に向けてこのレースは試金石になるだろう。