【重賞予想】中山記念

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中山11R 中山記念

◎ウインイクシード

〇カラテ

ヒュミドール

△パンサラッサ

△マルターズディオサ

△アドマイヤハダル

中山適性を評価して◎ウインイクシード

中山コースは2-4-3-5と好相性で、21年中山記念2着、20年中山金杯2着、21年中山金杯3着と重賞でも好成績。

近走は振るわないが敗因はしっかりしていて、前走中山金杯6着はスローペースで4角から動き出すレースでラップが上がったタイミングで外々を回され続けたロスが大きく、同じ位置から先着された2着スカーフェイスには2キロを渡していた格好。

2,3走前も上がり勝負で、完全に分が悪かった。この馬は中山成績が表すように、2,3番手グループでコーナーからしぶとい脚を長く使う形がベスト。

今回はパンサラッサ、コントラチェックら逃げて速い流れにしたいタイプの逃げ馬が揃っていて、どれが行っても流れるだろうというメンバー構成なので展開は向きそう。

 

1番人気になりそうなダノンザキッドは軽視したい。

中山でのG1ホープフルSの優勝実績はあるものの、大トビでコーナリングは上手くないタイプで、この時は前の馬の逸走もあったので仕方がないにしても、次走の弥生賞も内に潜れるスペースがありながらも、外を回してタイトルホルダーの抜け出しを許してしまったのを見ると、騎手もコーナーの弱さを気にしているんじゃないかなと見てる。

(まぁ皐月賞は入れ込みが激しく発汗もあったので気性を敗因にしていい)

その後好走したのも大箱の東京とマイルCS阪神マイルなので、大きなストライドで全開に走れたが故の好成績だと思う。

メンバー的には実績最上位ではあるけど、この舞台で人気して買いたい馬ではないかな。次は大阪杯orドバイターフを予定しているらしいが、断然ドバイで見たい。

 

他は軽く触れていく。

 

トーラスジェミニ

今は絶対ハナを切らないとダメという感じでもなくなったので、番手に控えて来るんじゃないかな。開幕週で内枠を引けたので狙いたい条件ではあるが、近走負け過ぎているし、良い時は時計の掛かる時なので今回は消し。

ガロアクリーク

内で溜めて一瞬の脚を使えるタイプなので、枠は恵まれた。追い切りも良かったので抑えはしたいが、ペースが流れそうなので、追走スピードが上がった時に後ろ過ぎてしまうとしんどいかな。

ヒュミドール

前走パンサラッサが大逃げを打った福島記念で2着。3走前も小倉でコーナーから長く脚を使う展開で2着と、小回りコースでの機動力を生かしたいタイプ。パンサラッサがいる今回も瞬発力勝負には恐らくならないので、展開は向きそう。初ミルコで出遅れが少し怖いところはあるが、ペースの察知が上手い騎手への乗り替わりはプラス材料だろうし、人気もないなら狙いたい。

パンサラッサ

ハナ濃厚。前走有馬はさすがに敷居が高かったのと2500mは距離長く大敗。持ち味は2走前福島記念で見せた、前半1000m57.3のハイラップで残せるスピード。

今回は人気する身だし、各陣営もこの馬の逃げ切りは警戒してくるだろう。加えて、直線の坂がほぼない福島と違って、中山はゴール前に急坂があるので、淡々と進めても直線で余力がなければ登れない。

向正面の坂を超えた3,4角で大体ペースが上がってくるので、息を入れられるかがポイントになりそう。馬場を考えて抑えで。

マルターズディオサ

前走は初めて田辺騎手が降りて乗り替わり。仕上げも甘かったからか、好位で運ぶも仕掛けて反応なく15着に。今回は中山だし、人気もないし、54キロなら抑えようかなといった感じ。

カラテ

調教師の引退もあるのか春3戦目。前走は東京の高速時計でどうかと思われたが、こなしてきたので、一枚殻を破った感がある。イルーシヴパンサーもファインルージュもベストに近いレースをしていたし、この馬は前が壁になりかけた部分もあったので着差以上の評価はしておきたいかな。

開幕週で外を引いたのは少し嫌だけど、縦長馬群になれば関係ないので地力評価で相手本線に。

アドマイヤハダル

若駒Sは先行して速い上がりも使えて好内容ではあったが、スパっと切れるタイプではないので東京よりも小回りの中山の方が乗りやすさはありそう。

1800よりも2000~2200ぐらいが主戦場だと思うのであまり買いたい方の△でもない。

コントラチェック

同型のパンサラッサとどちらがハナを切るんだという見方になるのだが、この枠の並びなら内のパンサラッサが優勢かな。1800mはコーナーまで短いので外から被せるようにハナを叩くには結構脚を使ってしまう事になる。阪急杯出ればいいのに。