中山11R セントライト記念
◎タイトルホルダー
〇ソーヴァリアント
△ノースブリッジ
△タイムトゥヘヴン
△グラティアス
△ワールドリバイバル
かなり悩んだけど、決定的になったのは馬場バイアスかな。
台風の接近によって、土曜は終日重馬場開催。日曜は天気が回復して、時計も速いし、中には上がり3Fで33秒台前半を叩いたレースもあったぐらい。
ハイペース差し展開になった土曜の最終レース以外は全て、4角4番手以内を通した馬が勝っているので、内前超有利という形で馬場予想したい。
皐月賞2着馬タイトルホルダー
ノースブリッジ、ワールドリバイバル、ルペルカーリアなど先行勢も揃ったが、タイトルホルダーは陣営もポジションに拘らないと言っていて、「動き出せる位置には付けたい」程度なので、先手を取ってゴリゴリにマークされるような展開にはならないだろう。
弥生賞は前半62.6のスロー逃げもL2F11.0の高速ラップも踏んで逃げ切り。皐月賞は早めに後ろに来られて先頭に立つのが早かったが、エフフォーリア以下の差し馬には2着を譲らず。
一番パフォーマンスが高いと思ったダービーは、後半5FのロンスパでL2Fでも10秒台のラップを問われる差し有利展開で、先行馬で上位に残ったは2着エフフォーリア、5着サトノレイナスと6着のタイトルホルダー。
弥生賞で瞬発力は引き出したが、ロンスパ決戦になっての末脚の質はさすがに劣った。それでも距離延長でここまでやれるのだから、今後は3000mぐらいまで距離が伸びても、そう大崩れはないだろうという感じ。
終い重点とはいえ、休み明けでも追い切りの動きは良いし、何よりも高速馬場+内有利バイアスが味方になる。
対抗は遅れてきた大器のソーヴァリアント
2走前は前半スローで早め押し切りでL2Fが10.9-10.9という高速持続。2走前は時計が掛かった馬場でのロンスパで0.6差。
どちらも緩い流れだったが、1.0差、0.6差と圧倒できている点は認めないといけないかな。
まぁある程度時計が掛かったりする状態ならこれを本命にしても良かったんだけど、高速馬場で前有利の状態で、一度弥生賞で完敗しているタイトルホルダーに勝ち切るのは少し難しいなとも思う。夏に一皮むけたとはいえ、経験値的な部分では皐月賞・ダービーを経験している点でタイトルホルダーは手ごわい。
エンジンが掛かってからの末脚の持続力は武器だが、動き出しでやや脆い部分はあるし、レベルが格段に上がった今回は番手も下げざるを得ないだろうから、騎手の乗り方も問われる一戦だろう。
NZTは出負けして壁を作れずも2着。NHKマイルは直線接触、差し展開を前でしぶとかったタイムトゥヘヴン、乗り方一つだが前有利馬場で警戒したいノースブリッジ、皐月賞大外ぶん回し、ダービーはロンスパを前でそこそこ粘れたグラティアス、高速馬場では足りない面はあるが、スプリングS、皐月賞はペースが速くて差し有利展開だったワールドリバイバル(調教は良く見えた)辺りを紐で。