【重賞予想】フラワーC&ファルコンS

 

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中山11R フラワーC

 

同レースの特徴としては、小回り中山だが牝限レースでペースは然程上がらず前目決着が多い。データ的には8年連続で4角4番手以内の先行馬が勝利。

展開は内からオレンジフィズがハナを切りそう。ルースとビッグチア辺りも先手を奪いたいが、外枠に入ったので無理にいかずに番手だろう。スローペースにはなりそうだが、速いラップは問われにくいので、瞬発勝負というよりも前で粘れる馬を狙いたい。

 

◎ルース

〇ホウオウイクセル

▲クールキャット

 

 

牝馬ながらもゴール前の急坂をこなせるパワーある馬を狙いたいので、前走デイジー賞勝ちの◎ルースから入りたい。

2走前セントポーリア賞は府中の瞬発力勝負に敗れたが、直線序盤でずっと包まれていて身動きが取れず、決戦した後は差を詰めていて、牡馬相手でも能力があるところを見せている。前走デイジー賞は前有利の展開に恵まれた部分はあるが、中山は良績があるし、今のタフで前残りな馬場は向いているので狙いたい。

 

 

中京11R ファルコンS

 

傾向的に先週のフィリーズRと似ていて、前走マイルやクラシック路線のレースを使われた馬が圧倒的有利。1200mからの延長組は過去9年で38頭中馬券内に来たのが3着の1頭のみで、その他全て馬券圏外に敗れている。

朝日杯やシンザン記念組が強いというのもあるが、ラスト急坂コースで1400mの中でもスタミナを問われやすいのが中京なので、スタミナも重要になる。

 

展開的にはテンのダッシュが速いラングロワがハナか。ルメール騎手騎乗のモントライゼは前走朝日杯でハイペース逃げを打ってきたが、緩いペースだったらそれを察して先手を奪い取る可能性はある。京王杯で中盤緩んでからの再加速で良さを出しているだけに行き切った場合の怖さはある。

 

◎ルークズネスト

〇モントライゼ

▲ショックアクション

△インフィナイト

△ロードマックス

 

シンザン記念2着で距離短縮の◎ルークズネストを中心視する。

ゲートが安定してないタイプなので最内枠を引いたのは少し不安ではあるが、前走シンザン記念も後方からになって、中盤も緩まず馬場も前超有利の中、ピクシーナイトの奇襲逃げにはやられたものの、唯一後ろから差してきたルークズネストは素質を感じた。

退けたククナに対して末脚の持続力は上回っているし、前受けしているバスラットレオンも後ろから差せているので、各馬のその後の活躍を考えればマイル路線なら単純に上位クラスの能力はある。

 

対抗〇モントライゼはペース次第ではあるが、前走ほど強気にいかなくても結果は出ているし、京王杯のような中盤でひと息入れて直線でもうひと加速というレースがあっている。前走の爆逃げを除けば、ヨカヨカとメイケイエールにしか敗れていないので評価は高く。

 

朝日杯FSで本命にしていたグレナディアガーズに関しては今回は軽視したい。

左回りでは内に刺さる面を見せていて、右回りではまっすぐ走れるのを見て前走は評価していたが、今回は舞台が替わるので課題になる。

それに57キロを背負うのも苦になる要素。