2021年9月25日

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中京3R 2歳未勝利

◎フェーングロッテン

ゲート後はコーナーまでの間で寄られて後方に。スローペースだったが、行き脚付かず、やや忙しい追走。加えて、コーナーはありえないほど大外をぶん回してしまうというロスしかないレースに。

小倉から中京になれば直線での末脚は武器にできそうだし、延長で追走も楽になるだろう。1,2着には離されたが、ロスだらけのレースでラストの伸び脚は良かっただけに、未勝利クラスならチャンスはある。

 

中京9R 野路菊S

◎ロン

マテンロウスカイ

▲ロードリライアブル

△グーデンドラーク

△フィフティシェビー

 

2歳OPでメンバー的にも結構面白いメンツが揃ったと思う。

若駒名鑑で紹介している馬も複数いるが、今回中心視したいのは◎ロン

 

少頭数で先手を取ってきそうな馬が不在。フィフティシェビーは気性的な難しさもあるのでハナは奪ってこないはず。ロードリライアブルは前走溜めて良い脚を出していて、新馬戦の逃げは騎手が想定しない中、ペースが緩すぎて逃げる形になってしまったとコメントしているので、福永騎手という事もあって逃げるのはなし。その時に番手だったグーデンドラークも緩い流れで前に行けただけ。

そうなると前走で前半63.0のスローペースながらも上がりも最速でまとめて勝ち切ったロンが楽に先手を取ってくるだろう。

5,6,7F目で13秒台を刻むような如何にも展開に恵まれたようなレースラップだが、上がり最速が表すように、残り600mの反応はかなり良かったし、公式ラップでは11.1-11.6と最後で止まっているような数値になっているが、手動計測だとL2Fは23.0で11.3-11.4でほぼ減速していなかったので、底は見せていないんじゃないかな。

 

よーいドンでこれを差すなら10秒台に迫る高速ラップを踏める馬しかいないんだけど、そういうレース経験がある馬がいないので、逃げ馬優勢になってしまうかもしれない。

 

マテンロウスカイは若駒名鑑で取り上げたように、新馬戦の内容が優秀で、やっとで追われたL1Fだけで抜け出した点から上積みは感じる。

想定よりも人気してしまったなぁ~というのはあるが、新馬戦もペース自体もある程度流れた方なので、まともなら2,3番手辺りに付けて押し切りを狙いたいが、横山典騎手への乗り替わりで、後方策もケアしないといけないとなると、馬券で強気に狙うのは少し怖い部分がある。

 

3番手でロードリライアブル

新馬は押し出されてハナ。前走は後方で控えて差す競馬を実践。2着に0.4差を付ける快勝で、上がりも1秒も差を付ける好内容だった。

スパッと切れる瞬発型ではないが、スピードの持続力は高く、エンジンが掛かってからの伸びが良く、前走も脚を余したんじゃないかと思うぐらいの末脚をしていたので将来的にも楽しみではある。まぁ展開的に今回は3番手止まり。

 

グーデンドラークは追い切りが動かなさ過ぎたね。まぁハーツクライ産駒なので2歳からビシビシやる必要もないだろうし、前走はゲートで左にヨレて、他の馬に反応してしまっているぐらい、幼い面はあるので、精神的な部分で徐々に成長を待ちたいタイプ。