■アスクワイルドモア 牡
父 キズナ
育成 社台ファーム
所属 藤原英昭厩舎
主な近親
新馬戦 2着
7月11日 函館1800m 武豊騎手
☆雑感
外枠で終始外を回ることになったが折り合いは良好で中団前目を追走。残り800mで手が動き始め、逃げ馬がスパートかけ始めた残り600m地点で外から追い上げていく。
直線の入り口では捉えに入っていたが、超スローの展開、斤量3キロ差もあってか、直線半ばから更に離されて2着。
未勝利戦 2着
7月24日 函館1800m 武豊騎手
☆雑感
最内枠から立ち上がるようにゲートを出てしまい、前走より番手を下げて後方馬群。捲っていく馬もいる中、馬群の中でじっくりと我慢。
内で溜めて、直線に入って外に出すと一頭だけ違う末脚を使って伸びてくるも、勝ち馬を捉えきれず2着。3着馬を離しているので力差はある。
前走より馬体が絞れた事で追われてからの反応に俊敏さが出た。前走と違った溜める競馬になってしまったが、小回りで直線も平坦な函館だと勝ち切るまではいかず。
未勝利戦 1着
8月7日 函館1800m 武豊騎手
勝ち時計 1.50.0 通過番手 ④④④④
上がり3F 36.9
☆雑感
2戦連続最内枠だったが、今回はスッと行き脚もついて2番手グループの内を確保して先行4番手。道中は折り合いに専念させ、直線に向いたところで外から被されたところを強引に割って出て、そのまま抜け出して待望の初勝利となった。
走破時計も詰めてきているし、ゲートの出や抜け出すスピードも良くなってきているので、騎手のコメントにもあるように一戦毎に馬が成長している。
札幌2歳ステークス 2着
9月4日 札幌1800m 武豊騎手
☆雑感
ゲートは少し立ち気味になるが、出遅れの範囲には入らない程度の出。前半でペースが流れたこともあってか今回は後方を追走して差しに徹する。
勝ち馬ジオグリフが中盤から捲っていく流れになったが、こちらは4角までロスなく我慢させ、直線で捲りに反応した馬らを捉えて2着に上がった。
ノーステッキで千切った勝ち馬との差は大きかったが、ここまでのレースで溜めればある程度伸びてくるというのは分かった。
ここまで4戦全てが洋芝での重い馬場でのレースなので、速い馬場にどれだけ適応できるかはカギになってくる。キズナ産駒はパワー型が多いので、この馬も瞬発力で勝負するよりかはエンジンが掛かってからのしぶとさが武器になると思う。