中京１１R 金鯱賞
★ポイント
開幕週で時計も出ている。高速馬場といっても阪神や東京のようなイメージではないが、逃げた馬がかなり残っている。
展開的には逃げて連勝しているジャックドールの出方と、逃げて大阪杯を勝ったレイパパレの動向が気になる。ジャックドールは次走大阪杯を見据えて控える競馬を試してくるかもしれないし、レイパパレはあまり逃げたがらない川田騎手なのでこちらはほぼ確実に控える競馬をしてくるだろう。
展開予想としては最内のショウナンバルディが逃げて、スローの直線勝負になるんじゃないかなと。
◎シャドウディーヴァ
〇ジャックドール
▲ショウナンバルディ
△ポタジェ
△ランブリングアレー
△サンレイポケット
1番人気になるのは4連勝中のジャックドール
菊花賞には間に合わなかったが条件戦で着実に結果を残して4連勝中で殆ど上がりも上位をマークしていて、前走で同世代のアドマイヤハダルやグラティアスといったクラシック出走組を撃破。
浜名湖特別は前半64.3のドスローで直線の瞬発力比べを制したが、その後のウェルカムＳと白富士Ｓは中盤で息を入れないような淡々とした流れで押し切っているので、ただスローのワンパターンの逃げ馬ではないので評価は必要。
極端に控えて中団からの競馬とかにならない限り、G２クラスなら対応してくるとは思う。ショウナンかギベオンを見ながら行ける枠にも恵まれたし、大崩れはないかな。
今回の本命はシャドウディーヴァ
まぁジャックドールでもいいんだけど、人気的にも美味しいのでこちらを。
3走前の府中牝馬Ｓがとても強くて、今までに見せてこなかった末脚で1頭スッとんできたのを見るとハーツクライ産駒の血が覚醒したのかなと。今までは内で溜めて直線半ばで一瞬良い脚を使うけど、L１Fで止まり気味になるところがあったので、このレースでの爆発力は驚いた。
その後2戦は距離の長いＪC、有馬で度外視。（ＪＣは先行して良い脚使った）
内に急激に刺さらない左回りならある程度距離適性から外れても対応してこれるようにはなったので、中京なら2000mもこなしてくるかなと。
ノーザン馬で6歳の牝馬なのでラストランも近づいてきているし、陣営も金鯱賞を目標に仕上げてきたと話しているので、高いパフォーマンスを出せるだろう。このメンバーで54キロで単勝25倍前後は美味しいってのも込みで。
対抗は先に述べた〇ジャックドールで。
逃げそうな▲ショウナンバルディは速い馬場なら逃げても一脚使ってこれるので、前が残っている今の馬場ならチャンスはある。
先行激化ならサンレイポケットを狙いたい部分はあったんだけど、割と早めに隊列が決まりそうな枠の並びの中で、サンレイは大外。今ならG１タイトルも狙えそうな馬なんだけど、前が残る馬場でスローとなると少し苦しい部分はあると思うので抑えまで。
中山１１R アネモネＳ
★ポイント
中山Aコースは開催3週目。中間に雨が降ったりはなかったが、開幕週から時計は掛かっていた。土曜は外差しが目立ったがメインの中山牝馬Ｓは前半スローでも後半は５Ｆからのロンスパ合戦で先行馬が止まっただけで、他のレースでは先行馬も残っているので、外差しに振り切りたくはないかな。
・ラズベリームース
・リヴォリ
・ウィズグレイス
・ビジュノワール
予想ではないが少し注目しているレースなので拾っておく。
前走ドゥラドーレスに敗れたものの、優秀な勝ち時計で連勝していたウィズグレイスが人気を集めるかなと思ったが、意外と拮抗している。
ウィズグレイスは中距離でハイラップで逃げて結果を残しているが、マイルへの短縮となると、難しい面があるんじゃないかなと嫌おうとしたけど、人気してないから取り立てて書く必要もなかった。
先行してしぶとさがウリのリヴォリは新馬で5馬身差勝利。
ビジュノワールは前走フェアリーＳはゲートで寄られて頭を上げて後方からの競馬になったが外に出して直線ではしっかり伸びてきた。
ラズベリームースは骨折明け。東京で先行して内容は良いが、トビが大きいルーラー産駒で中山替わりがどうか。
馬場バイアスも含めて決めていきたい。
