【重賞予想】東京新聞杯&きさらぎ賞

 

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中京11R きさらぎ賞

◎ストロングウィル

マテンロウレオ

△エアアネモイ

△ダンテスヴュー

△フォースクエア

★ポイント

本来は京都1800mで行われる同レースだが、昨年と今年は京都競馬場の改修工事により中京2000mで開催。昨年は時計の掛かる馬場でラーゴムが先行抜け出し勝利。

京都よりタフな中京での開催なので、よりパワーのある馬を狙いたい。また、最終週で中京も芝の状態が悪くなってきて、時計も掛かる馬場状態です。

 

3歳戦なので軽く各馬に触れながら解説。

エアアネモイ

前走の新馬戦は前半1000m65.9の超スローを逃げて勝利。展開的にはとても恵まれたが、3馬身差付けての勝利だったので一定の能力はありそう。加えて馬格もあって力のいる馬場は得意そう。

乗り替わりで福永騎手という事もあって、今回はハナにはいかせないだろうから、新馬戦からメンバーレベルが上がって、控える形になっても力を発揮できるのかがポイントに。

マテンロウレオ

前走ホープフルSは内有利展開の中を外を回して、脚を余すような形で伸びてきての6着。今回出走するホープフル組の中では一枚レベルは高いし、中京替わりも悪くはない。何より栗東まで横山典さんが調教に駆け付けているところが、この馬への気合の入りっぷりが感じられるので、注目したい。

ダンテスヴュー

前走は後方内から進めて内をすくうように伸びるも4着。速い脚を求められるレースはあまり合わないかもしれないね。ただ、母クロウキャニオンらしく早くから動ける完成度高めの馬だと思うので紐には入れたい。めっちゃ人気するなら本線では買わない。

ストロングウィル

前走阪神の内回りでスローからの4Fのロンスパ戦を、コーナーの出口で逃げ馬を交わしにいき、ラストはハナを使ってフワフワしたが押し切った。

新馬戦も外から抜け出すが、一頭になって外にヨレたり、遊ぶ面があったところを内からラリュエルに差されてしまった形で、時計的にはかなり優秀だったので、負けて強しというか器の大きさだけ感じられたレースだった。この短期間でソラを使う部分を矯正するのは難しそうだが、追い切りの時計も良いし、このメンバーなら能力値だけで足りるだろう。

フォースクエア

前走出遅れるもリカバリーして好位内を追走。直線で内を突いて抜け出しを計って勝利。追われてからの反応がとても良くて、頭も低くて、見ごたえある走法。

馬体も胴が詰まっていて距離はマイル前後が良さそうだし、まだ軽い感じもあるので、現状なら軽い馬場でのマイル戦で買いたいところ。

POGで指名しているので応援したいが、ベスト条件とは少し外れる気もする。人気薄なら買いたい。

 

東京11R 東京新聞杯

◎イルーシヴパンサー

〇カレンシュトラウス

▲ファインルージュ

△アオイクレアトール

△ディアンドル

△カラテ

△ホウオウアマゾン

 

★ポイント

東京は初日から時計が速くて高速馬場状態。土曜は外から差した馬が目立ったが、いずれもペースが流れて前が止まるレースだったため。(レフトゥバーズのは強かった)

馬場は外からでも差してこれるが、まだ内の状態も良い。

トーラスジェミニブリンカーを付けて出てくるので、これがハナ候補。ホウオウアマゾンは前走で控える形のレースで結果が出たので、これは前にはいかない。

トーラスはマイルならペースを落としてきそうなので、直線の瞬発力勝負になるんじゃないかなと。

 

本命イルーシヴパンサーは気性面の改善で本格化。

クラシックを目指していた3歳の時は掛かる面が目立ったが、条件戦でマイル路線に切り替えて徐々に改善されていき、東京コースで3連勝。

鷹ノ巣山特別はその後連勝でオープン入りするリフレイムにハンデ差3キロで勝利。1勝Cと前走ノベンバーSは馬群を縫っての勝ち上がりで内容は優秀。

もっとファインルージュとカラテが人気を吸ってくれると思っていたが、単勝5倍前後に落ち着きそうなのは面白くないが、中心視したい。