阪神11R 京都2歳S
◎ジャスティンロック
〇キャンデセント
▲ディープレイヤー
先週マイルCSが行われた阪神競馬場。事前の見解では開催が進んできて馬場が重くなっていると見ていたが、実際には先週の日曜は時計も出ていて、馬場が重かったのは内ラチから数頭分の芝が剥げている部分だけといった感じ。
阪神内回りで行われる京都2歳Sですが、ある程度スピードは要求されそう。
◎ジャスティンロック
新馬戦で今回人気の中心になるトゥデイイズザデイに敗れての2着だったが、前半65.8で逃げた相手には展開が向いた。その中で3,4角で外を回しつつ、11.7-11.1-11.2と減速の少ないラップを残り400mで2馬身以上離れたところから1馬身差まで詰めた内容はかなり優秀。
次走は出遅れて、ここでもコーナー外々となるも、エンジンが掛かってからの持続力を生かして最内を通した勝ち馬を差し切った。
まだ前半の課題こそあるが、内容の濃いレースを経験してきている中で人気も薄いので狙いたい。
〇キャンデセント
前走新馬戦は時計の掛かる新潟内回り。3,4角で徐々に押し上げて、そのままの勢いで直線序盤で逃げ馬を交わして快勝。交わした後は流したので着差は広がらなかったが、コーナーからのひと脚が目立っただけに、内回り適性の高さは感じる。
▲ディープレイヤー
少し穴目で。2走前は中山で勝ち馬の目標になってしまっての2着ではあったが、3角からペースが流れて先行勢にはきつい展開だったと思うし、3着以下は離しているので地力は評価したい。
次走東京で差し競馬で初勝利を収めたが、上位勢と比較すると、まだ前で粘る形の方が善戦はできそう。ゲートも安定しているので、枠なりに進めそうな幸騎手にも手が合いそう。
トゥデイイズザデイ
新馬は中京でジャスティンロックに勝利。押し出されるような形でハナを切って前半65.8のスローで逃げてのレースだったので、それが今回も同じようにいくとは思えないので、1番人気なら狙わなくていいのかなと。
ただ、L2Fで11.1-11.2でまとめているのはかなり優秀だし、追われてからのバネ感も綺麗な馬場で更に良さが出そうな走りだったので、今回は一つの試金石。
前走ノーステッキ快勝ではあるが、前半63.7で先行勢には恵まれた流れだった。更に余裕残し仕上げて出遅れて差し遅れた2着エピファニーがまともなレースだったら交わされていたと思うので、あんまり高く評価はしていないかな。この内容で距離延長+混合戦で人気の一角となると狙いにくいね。
若駒名鑑でも書いた馬なんだけど、あんまり推せないかな。
前走はノーステッキ勝利ではあるが、追い出してからモタモタする面はあるので、ハーツクライ産駒だけあって本格化はまだ先かな。加えて下した馬はダート勝ち上がりだけなので、レースレベルもそこまでかな。