【G1予想】マイルCS

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阪神11R マイルチャンピオンシップ

◎カテドラル

〇シュネルマイスター

▲サリオス

ダーリントンホール

△グレナディアガーズ

△グランアレグリア

 

例年京都競馬場で行われる同レースですが、改修工事の為に昨年から阪神競馬場で開催されています。

今年の阪神は10月9日からスタートして、そのまま年末の12月28日までぶっ通しというロングラン開催。12週間+1日という長丁場で行われます。

アンドロメダS、マイルCSが行われる今回は7週目という事で、馬場はかなりタフな状況。先週のエリ女勝ち馬アカイイトキズナ産駒でパワー型。時計が掛かってこそという馬が台頭して、時計勝負或いは瞬発力勝負を持ち味とする馬が苦戦していました。

 

当然、今回の人気の中心は引退レースになるグランアレグリア

前走の天皇賞秋では先行策を取るも3歳馬エフフォーリアに敗れて3着。そこから香港参戦も目指したが、香港の厳しい歩様チェックに引っかかったため、遠征を断念して国内のマイルCSでのラストランを表明している。

マイルへの短縮は距離的にはベストだし、昨年不利があった中でも勝ち切った舞台だが、上記の通り、今年は阪神の開催期間が長いこともあって、芝の痛みも多くて時計も掛かる状況。スピードを生かして時計勝負に持ち込みたいタイプなので、今年も同じように行くかは懐疑的かな。

前走本命にした分、ここではやや評価は落としたい。

 

今年ならではの本命として◎カテドラルから狙ってみたい。

若駒の頃は割とピッチ走法で、一脚に秀でていたタイプで、後方から脚の使いどころが難しかった馬だった。しかし、ハーツクライ産駒の成長力もあってか、持続力がかなりついてきていて、2走前中京記念(小倉)では最もラップが上がった3,4コーナーで大外を回しつつ絶好の立ち回りをしたアンドラステに詰め寄る2着(ハンデ差2キロ)

 

前走の京成杯AHは出遅れ、直線で壁になったところを切り返すロスがありながらも、勝ち切っている。高速馬場ではあったが、中盤の流れが速くて持続力勝負になって良さが引き出た。

ハンデ重賞を一つ勝った身で、メンバーレベル的に一枚落ちる見方はできるが、大敗したのは高速馬場での時計勝負になった安田記念ぐらいで、他は堅実に走れているのは立派だし、時計が掛かって外差し馬場状態のレースなら一発あっていい。

 

対抗に3歳馬〇シュネルマイスター、3番手に▲サリオス

大穴として時計が掛かっていいタイプで、追い切りで今までの違って掻き込む強い走法が見られたダーリントンホールを推したい。