東京11R アルゼンチン共和国杯
◎アイアンバローズ
▲アンティシペイト
△レクセランス
△サトノソルタス
△ゴースト
かなり難しくて悩んだレース。メンバー的には例年に比べると低調で、ゴールドアクター、シュヴァルグラン、スワーヴリチャードのような後にG1レースに羽ばたいていける素質馬が出世していくレースなんだけど、今年はやや寂しい印象。
昨年覇者のオーソリティは連覇がかかる訳だが、今年はダイヤモンドS2着に始まったが、天皇賞春で10着に敗れ、その後骨折で戦線を離脱していて、そこからの立て直し1戦目として出走する。
目標としてはジャパンカップだろうから、ここは叩き台。本番までの間隔は中2週なので本仕上げでは来ないだろうし、昨年より3.5キロ重い57.5はやや見込まれた印象。府中巧者といえど、トップハンデで飛びつきたくなる程ではない。
本命は同じ4歳馬でオルフェーヴル産駒の◎アイアンバローズ
展開的に大外のアンティシペイトが行くのか、切れないボスジラ辺りが行くのか展開がかなり読みづらい中で、この馬はまともに出れば枠も踏まえて好位を確保できそう。
前走は最内枠で1コーナーで狭くなる不利があって番手を大きく下げてしまい、直線も内を突くがいいところなしで終わったが、休み明け・18キロ増も敗因の一つ。
瞬発力というよりも、時計が掛かったり、エンジンが掛かってからの脚が良いタイプなので東京で持ってこいというレベルではないが、長距離適性は見せているので、スピードを求められる東京でも坂越え2回の東京2500mならチャンスはありそう。
3勝クラス上がりでフライライクバードやアンティシペイトより1キロ軽いハンデ54キロと内枠を引けた分も含めて期待したい。
阪神11R みやこS
1番人気クリンチャーを信用していいんじゃないかな。昨年も同じ舞台を勝ったように、阪神ダートのような時計が掛かるコーナー勝負のレース向き。
恐らくJBCクラシック狙いだったんだろうけど。
東京9R 百日草特別
◎カメハメハタイム
〇ホウオウプレミア
▲レッドラディエンス
新馬ジオグリフ組とはいえ前走過剰人気感はあったものの、やや速いペースを先行して内から抜け出した内容が良かった◎カメハメハタイムは前残り馬場を味方に付けたい。
ホウオウプレミアも、レッドラディエンスもエンジンの掛かりが遅いタイプなので、前残りの一発は期待できるか。
福島12R 三陸特別
◎メイショウラツワン
前走は昇級戦を番手で運んで、コーナーで早めに先頭を交わしていくも、坂が若干堪えた様子。ここまで5度の連対全てが新潟・小倉の平坦コースで、今回は急坂中山から坂の緩い福島替わりはプラス。
7月上旬以来の福島開催だが、その頃よりも馬場はかなり軽くなっていて、開幕週らしく前の馬が残っているのでチャンスは大きい。