【夏競馬】21年8月1日 クイーンSほか

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函館11R クイーンS

◎フェアリーポルカ

〇マジックキャッスル

▲マイエンフェルト

イカット

△サトノセシル

 

今年はオリンピックの開催に伴って函館で開催される同レース。

レースのイメージ的には札幌の頃はコーナーが緩いコースなので、ある程度札幌は王道ディープやキンカメ産駒のような末脚を生かすタイプを狙えたんだけど、函館は札幌よりコーナーが急でより小回りさが増して、上がりも掛かりやすいコースなので立ち回りを重視したい。

また、5週目でBコースに柵移動したが、特に大きな馬場変化はなく、極端にタフな馬場という訳でもないし、位置取りの有利不利も大きく影響しないだろう。

 

③フェアリーポルカ

個人的には牝馬限定重賞は穴を狙いたいんだけど、このレースは牝限には珍しく別定戦なので上位馬が強ければ、条件馬が台頭してくるチャンスは薄い。予想してみて「結局この2頭だよな」という感じになってしまった。

この馬は近2走はダートに挑戦して連敗しているが、昨年の重賞連勝後も成績は安定させていて、得意の小回りではターコイズS、中山牝馬Sで3着。

小倉大賞典の8着は高速馬場が敗因。

府中牝馬Sの8着(1.4差)はいつもより前目の位置を取って、直線は伸びない内に進路を取った事。

 

最近の好走はほぼ中山に集中しているが、上がりの掛かる小回り適性というのは見せているし、内枠を引いてロスなく追走できる面も推せる。

 

相手を見た時に出脚が遅いドナアトラエンテやテルツェットはまともなら後方からの追走になるし、これより前でとなると最近マイルを経験しているマジックキャッスルやフェリアリーポルカを上位に取ろうかなといった感じ。

 

⑥マジックキャッスル

通常の札幌ならこっちを本命にしてたかな。

ペースが流れても末脚を削がれるタイプではないし、上がりだけのレースでも10秒台のラップを踏んでこれちゃうタイプなので現状牝馬限定戦では上位クラス。

対抗に下げた点では小回りでこちらが中団後ろから外々となってきた時に、内をロスなく立ち回ったフェリーポルカを相手に差し切れるかどうか。

次に馬格がない馬なので初の56キロがどうかという点。

 

穴を開けるなら前残りだと思うので、洋芝好走+先行できるイカット、マイエンフェルト、サトノセシルを相手に。

 

 

新潟1R 2歳未勝利

◎マニカルニカ

 

新馬戦は出遅れて後方。直線は大外に出すものの、上がり最速での3着。明らかに1400mは距離が短かったので、少しでも溜めを効かせられる1600mへの延長と高速新潟外回りは向くだろう。

 

同じく人気のベルクレスタは1200mからの延長組が多いこの中では飛び出た前走の成績に見えるが、新馬戦で楽に抜け出したセリフォスがラスト流しているのに差が大して詰まらなかった点を見ると、未勝利確勝級までは推せない。

 メンバーレベル的にこの2頭の末脚勝負になりそうだが、マニカルニカを上に取りたい。

新潟11R 関越S

◎サトノウィザード

昨年同じ新潟の月岡温泉特別を勝利。大原Sでは後に大阪杯勝ち馬で宝塚記念も3着になるレイパパレに対して斤量4キロ差で0.3差の2着。

オープンクラス昇級後の2走前は中山で出遅れ&大外ぶん回して4着、東京新聞杯は出遅れて後方になり、レース展開も中盤も一切緩まない淡々としたミドルペースで脚を溜める余裕のない中、大外をぶん回して終了。

最近出てきている出脚の悪さと外にモタれる面はネックではあるが、新潟外回りの直線勝負なら相対的に解消されるだろうし、約1年ぶりに福永騎手へ戻る点も勝負気配を感じる。

 

ジュンライトボルトは連勝で勢いを付けてきていて、「外回りコース、高速馬場」は適条件ではあるが、「主戦の川田騎手からの乗り替わり、古馬初OP、人気」で不安もあるのでこちらはオッズ消ししてサトノウィザードを取りたい。