阪神11R チューリップ賞
・馬場と展開
先週まではペースが速くなれば差しが決まるような馬場でした。明日は雨の影響を受けて馬場が渋るのは確定的で、レース本番までどこまで乾くかは事前のレースチェックが必要になりそうだが、想定では先週まで速かったので、鈍化して標準馬場想定で行きたい。
展開的にはシャーレイポピーが単騎で行く形になりそう。後続に付けそうなストゥーティにしても、エイシンピクセルにしてもペースを引き上げたいタイプではないので、例年のチューリップ賞の前半スロー→中盤緩んで直線の加速力勝負という流れになりそう。
最内枠のメイケイエールは前走同じコースでコーナーから動いていったが、今回は前哨戦だし、本番を見据えた競馬をしてくるはずなので、中盤から動かすことはしないかな。
◎エリザベスタワー
〇タガノディアーナ
▲メイケイエール
エルフィンSで9着に敗れたエリザベスタワーを引き続き狙いたい。
前走同レースは出遅れ後方、行きたがる気性面の幼さを見せたが、ドスローで展開が向かなかったし、外を回してのレースで度外視していい。
チューリップ賞にしては、前走G1出走が1頭、G3出走が1頭とメンバーレベルもそこまで高くなく、一線級が揃わないので新馬戦を高く評価したこの馬から入りたい。
雨降らずに高速状態の馬場なら、切れ負けて後ろで何もできずという懸念があったが、時計が掛かる馬場は向く。
未勝利上がりのタガノディアーナはここまで出遅れて後方策からの直線末脚で戦ってきたタイプ。直線勝負になりやすいコース適正に合致しているので、積極的に狙ってみたい。
阪神JF4着のメイケイエールは最内枠に入った事がどう出るか。
前走は大外枠から馬群から離して大きく外に位置付けるレース運びだった。とにかく気性が課題で、スタートはほぼ出遅れるので、前哨戦なら後ろから折り合い専念でいくと思う。
マイルは前走しか経験していないが、前走程度の脚力があればここに入っても上位なのは間違いないので、これまでと少し違う運びでのレースに期待。