阪神11R 京都牝馬S
・馬場と展開
先週の阪神芝開催は日曜だけで逃げ馬が5レース中2勝を挙げていて、4角先頭だった馬は4着→1着→1着→5着→2着と掲示板を外さない好走を見せていて、馬場は高速状態で、超前有利馬場。
テンの速さだと最内枠のカリオストロが最も速いが、イベリス陣営が逃げ宣言をしているので多分、こちらが行く形に。カリオストロの北村友騎手は馬本位の位置取りをしてくるので、控えて2,3番手といった形に。
〇イベリス
馬場傾向的に先手を奪えそうな2頭だけの馬券を買うことになるだろう。
カリオストロの前走オーロカップは前半スローの瞬発力勝負で17着最下位に敗れる。内が荒れていて、各馬外を回す流れになった中、この馬は16番枠でさらに外を回らされて、馬自身も外に張りながらの競馬になってしまった。
3歳時の橘Sでは前半速い流れの中、外から番手を取って早め先頭で押し切った。
好走時と凡走時の差が激しい馬であるが、オーロCも北九州記念も馬場が渋っていたり、敗因がそれなりにある。揉まれ弱さが弱点なので、最内&テン乗り騎手がどう捌くかが懸念材料だが、馬場状況と人気を考慮して本命にしたい。
対抗イベリスは阪神カップがとても好内容の6着。淡々とした流れを作って緩みのないペースで、勝ち馬ダノンファンタジーには軽くひねられたが、2着以下の馬たちには離されていないので、牡馬相手に1400で大健闘だった。
この馬も良馬場で時計が出る方がいいので、年末の阪神に比べれば条件的な上積みは多いと思う。
2連勝で初重賞チャレンジのリリーバレロは人気を集めそうだが、前走マイルで2番手で先行したとはいえ、超スローだったし、マイル気質が強い1400のレースで好走していた馬なので、追走スピードが上がる阪神1400への舞台替わりはマイナスになるんじゃないかな。
ビッククインバイオは脚質的に狙っても良かったが、左回り4-0-3-1に対して右回り0-0-0-5というサウスポー。全て中山でマイルのレースではあるが信頼は置けない。
東京11R ダイヤモンドS
◎パフォーマプロミス
自信ないので本命だけ。
相手を見ても、長距離レースに不安があったり、高速馬場に不安がある馬が多いので、その中で不安材料が少ないのがパフォーマプロミスかな。
ギアチェンジ戦で強さを見せていたが、天皇賞春や鳴尾記念を見ても持続ラップのレースを克服してきたように感じるし、長期休養があったが成長はしてきている。
そこまで人気してないのなら単勝ちょいと買っておきたい。